「パソコンを買いに家電量販店へ行ったら、店員さんに勧められたものをそのまま買ってしまった」
「結果的に高かったのか安かったのか、よくわからないまま終わった」
こういった経験をお持ちの方は少なくないと思います。
この記事では、実際に65歳の母のパソコンをBTOメーカーで購入した経験をもとに、パソコンに詳しくない人でもBTOメーカーで買うべき理由を解説します。
そもそもBTOメーカーとは?
BTOとは「Build to Order」の略で、注文を受けてから組み立てるパソコンメーカーのことです。
家電量販店に並んでいるパソコンは部品がすでに決定された状態で販売されていますが、BTOメーカーでパソコンを購入する場合はCPU・メモリ・ストレージなどを用途に合わせて選んで注文できます。
この点詳しくない人にはハードルが高くなりますが、それほど難しいものではありません。BTOメーカーには相談窓口が設けられており、相談すれば自分の用途にあったパソコンを提案してもらえます。

私も「このゲームをするなら、どんなパソコンがいいですか?」と相談したことがあります。
BTOメーカーと有名メーカーのパソコン性能の違い
代表的なBTOメーカーはマウスコンピューター・パソコン工房・DELLなどです。基本的にオンラインで注文し、自宅に届く形になります。
家電量販店に並んでいるパソコンは富士通、NEC、Panasonicなど有名メーカーのものが多いと思います。
それらの有名メーカーとBTOメーカーで、同じスペックであるならパソコンの性能の違いはありません。
なぜならパソコンの主要部品は他の部品メーカーから購入して、BTOメーカーや有名メーカーはパソコンの組み上げを行っているからです。主要部品としてはCPUやメモリなどが挙げられますが、製造できる会社が限られているため、実質的に同じ部品を使っています。
このため、BTOメーカーと有名メーカーで、同じスペックであるならパソコン性能の差はありません。



BTOメーカーは安かろう、悪かろうでは無いってことですね
BTOメーカーをおすすめする4つの理由
ではなぜBTOメーカーをおすすめするか言うと以下の4つの理由です。
- 安く買える。同スペックなら2割程度価格を抑えやすい
- 自宅で落ち着いてパソコンを選べる
- 用途を伝えれば最適な構成を提案してもらえる
- 不要なオプションをつけられる心配がない
理由①安く買える
一番の理由は安く買えることです。
同じスペックなら家電量販店で買うよりも安く買えることが多いです。



実際に調べてみた感覚では、同スペックであればBTOメーカーのほうが2割程度割安でした。
家電量販店で販売されているパソコンには流通コストや店舗運営コストが上乗せされています。BTOメーカーは直販が基本のため、同等スペックであれば価格を抑えやすい傾向があります。
理由② 自宅で落ち着いてパソコンを選べる
家電量販店のように店員から声をかけられることなく、自宅で落ち着いてパソコンを選ぶことができます。
展示品のポップを見ながら焦って判断する必要がなく、自分のペースで比較・検討できるのは大きなメリットです。
理由③ 用途にあったスペックを選べる
少しネットで調べた程度の知識があれば、用途から必要なスペックを自分で決めることができます。
知識がなくても、BTOメーカーのサポート窓口に「動画視聴と写真管理が中心の65歳の親のパソコンを選びたい」と伝えれば、用途に合ったスペックを提案してもらえます。
使い方さえ説明できれば適切な1台を選んでもらえる点は、家電量販店にはない強みです。(家電量販店だとピッタリのスペックのパソコンがあるとは限らない)
理由④ 不要なオプションがつかない
BTOメーカーでは自分が選んだ構成・保証のみで購入できます。
店頭で購入する場合、多くの場合オプション(初期設定や光回線の契約)を進められることが多いです。
しかしながらBTOメーカーではオプションを進められることは少なく、あったとしても自宅で注文を行うため冷静に必要なものだけを選べます。
理由⑤ サポートも十分
有名メーカーと比較してBTOメーカーはサポートが弱いと言われています。
ですが、個人的な感想としては一概に言えないと考えています。
BTOメーカーでもサポート窓口が設けられていますし、とあるBTOメーカーにて相談したことがあるのですが特に問題を感じたことはありませんでした。
なかにはマウスコンピューターのように24時間365日電話対応しているメーカーもあり、サポートは十分であると考えられます。
家電量販店で買うときの落とし穴
落とし穴① BTOメーカーと比較し、割高になってしまう
家電量販店でBTOメーカーから購入する場合と比較し、同じ性能のパソコンであっても割高になってしまいます。
ただし、その分現物を確認することができる、即日入手できるメリットはあるので、その点をどのように考えるかによります。
落とし穴② 不要なオプションをつけられやすい
家電量販店では購入時にウイルス対策ソフトの設定・データ移行、回線の乗り換えなどのオプションを勧められることが多いです。
これらは1つひとつは数千円でも、合計すると2〜3万円以上になることがあります。断りにくい雰囲気の中で判断を迫られるため、必要かどうかわからないまま契約してしまいがちです。
落とし穴③ 展示品の中から選ぶしかない
家電量販店に並んでいるのは、メーカーが大量生産した既製品です。用途に合わせてスペックを調整することができないため、「ちょうどいい1台」が見つからないことがあります。
BTOメーカーが向かないケース
- 今日・明日中に必要など急いでいる場合(納期が数日〜1週間程度かかる)
- 実際に触って確かめてから買いたい場合
- 家電量販店のポイントをフル活用したい場合
急いでいる場合を除けば、ほとんどのケースでBTOメーカーのほうがメリットが大きいと感じています。
実際にどのBTOメーカーを選べばいいか
実家用パソコンを選ぶにあたって複数のBTOメーカーを比較した結果、マウスコンピューターを選びました。決め手はサポート体制と価格バランスです。
BTOメーカーの比較記事はこちらです。
→ 実家の母(65才)のために比較したBTOメーカー3社|実家用PCの選び方
実際に選んだ1台の詳細はこちらです。
→ 実家用パソコンに選んだ1台|BTOメーカーを比較して決めたノートPC
まとめ
パソコンに詳しくない人ほどBTOメーカーで買うべき理由をまとめます。
- 安く買える。同スペックなら2割程度価格を抑えやすい
- 自宅で落ち着いてパソコンを選べる
- 用途を伝えれば最適な構成を提案してもらえる
- 不要なオプションをつけられる心配がない
家電量販店は「今日すぐ欲しい」「実物を見て決めたい」という場合には便利ですが、実家用パソコンのように長く使うことを前提にするなら、BTOメーカーのほうが後悔しにくい選択です。
親のパソコン選びの全体的な流れはこちらで解説しています。
実家用パソコンに必要なスペックはこちらをご覧ください。

